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日本の家は住み心地が悪い!?断熱性能が与える暮らしへの影響とは

今日も寒さが一段と厳しいですね。こんな日はお家でぬくぬくした~い!

でも、「暖房つけてるのに中々温まらない・・・」、「暖まったと思ったら、窓が結露で水滴だらけ!」みなさんもご経験があるのではないでしょうか?

窓の結露

それもそのはず。世界的に見ると、日本の断熱基準は最低ランクなんです!

“断熱基準が低い=冬の寒さ・夏の暑さを感じやすい家”ということ。

どんなに見た目が良い家でも、冬寒くて夏暑ければ住み心地が悪いですよね。 今日は【断熱】をキーワードに、お得な助成金制度も含めてご紹介したいと思います♪



日本は断熱後進国?

 

住宅の断熱性能を表す数値に「UA値」というものがあります。

「UA値」は一言でいうと、“住宅の室内の熱がどのくらい外へ逃げやすいか”を数値化したものです。UA値が低いほど、断熱性能が高いといえます。


UA値の基準を諸外国と日本で比較してみましょう。

日本は地域により基準が異なりますが、「東京」を例とするとUA値基準は0.87。 (日本で一番基準が厳しい「北海道」の基準は0.46です)


一方で、東京と同程度の気候である「カリフォルニア州」の基準は0.4。つまり、東京はカリフォルニアの倍以上基準がゆるいということです!


ちなみに、諸外国に比べてカリフォルニアの基準が特別厳しいということではありません。

欧米諸外国は基準値が0.4前後に設定されているだけでなく、この数値性能を守ることが義務化されています! (ちなみに欧米だけでなく、お隣の中国や韓国と比べても日本の基準は劣っています。)


ところが日本は、その倍以上ゆるい基準であるのに義務化ではなく「努力義務」にとどまっています。しかも、この基準を満たしている住居は全体の1~2割程度しかないんです。 これが、日本が断熱後進国と言われる理由です。



WHOは室温18℃以上を提唱

 

WHOは2018年に「住まいと健康に関するガイドライン」で、寒さによる健康影響から居住者を守るための室温として18℃以上を強く勧告しています。

18℃以上

家の中の最低推奨温度

18℃未満

血圧上昇・循環器系疾患の恐れ

16℃未満

呼吸器系疾患に対する抵抗力低下

5℃

低体温症を起こす危険大


諸外国では室温規制も定着!?

 

室温(断熱)に厳しいヨーロッパでは『暖かい家は人権である』という思想をもとに、最低室温は18℃~23℃と法令で規定されています。

細かい規定は各国により異なりますが、イギリスやドイツでは室温18℃以上を保てない物件は賃貸として貸すことができないというから驚きです!


断熱対策をしていない我が家のリビング、朝方は室温10℃位だと思う・・・💦 室温が低いと

安全に健康的に暮らすためには、室温を意識することも大事ですね。




住み心地は改善できる!

 

住み心地に直結する室温。室温を改善するには、「窓」の断熱性能を高めるのが効果的!

窓の断熱性能を高めるリフォームは、窓ガラス交換・内窓設置・外窓交換などがあります。


電気代高騰で暖房費が気になる方、ガラスやサッシへの結露が気になる方、窓のリフォームをご検討してはいかがでしょうか?しかも、今年は窓リフォームの絶好のチャンス。

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住宅省エネ2023キャンペーン


窓のリフォームを検討している方必見の助成金です!

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ちなみに、この助成金はキャンペーンに登録した事業者(工事施工者)で工事をした場合に利用できる制度です。弊社は事業者登録済なのでご安心ください★

※現時点では準備中の箇所等があり、明確なお答えができかねる場合がございます。あらかじめご了承いただけますと幸いです。

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